リュクス材は、フィンランドで開発された薬剤を一切使わず、熱と水蒸気だけの高圧乾燥技術(サーモウッド処理)によって作られた、環境と人に優しい木材です。
ハードウッドのメルパウ(東南アジア産)を熱処理することにより、木材中の糖分(腐敗菌や虫の温床となる養分)が変化し減滅しますので、防腐性・防虫性が向上、耐久性も向上します。
熱処理により含水率・吸水率も減少するため、ウッドデッキ施工後、材料がやせたり、そり、割れなどの経年変化が少なく、完成直後の状態を長期間維持することができます。
リュクス材の角材(無塗装)
リュクス材(無塗装)の平板
リュクス材(無塗装)の木目
リュクス材は寸法安定性にすぐれ、そりなどが少ないので、細めの部材を使っても大丈夫。
表面の仕上がりもしっとりとしていて、手触りも滑らかです。
他の木材と同じく、色落ちが見られます。それと共に細かいひび割れが発生します。
写真①塗装 塗料:キシラデコール 色:パリサンダー
写真②塗装(1年経過)
写真③無塗装(1年経過)
塗装品については、定期的な塗装が必要となります。 また、無塗装品については銀白色となりますが、表面の汚れをデッキブラシなどで定期的に清掃してください。
1年後のリュクス材のウッドデッキです。色落ちはしますが、われ・そりなどは少なく表面も滑らかです。
ウッドデッキのサク部分です。縦さんの状態もそりなどは見られず、安定しています。
手すりをアップで撮影した写真です。表面のささくれなども見られません。
ウッドデッキの床の状態です。銀白色に変色していますが、木目の美しさは変わりません。