イペ材の特徴

イペ材は南米産の広葉樹でパオロペなどとも呼ばれています。典型的なハードウッドで高耐久性がなにより特徴です。
木目は詰まっており、比重も重く表面の硬度も高く、さらには形状安定性にも優れています。高級材の範疇に入り、コストパフォーマンスでは劣ります。
ビス止めには予め下穴を開ける必要があり、その分施工には注意が必要です。
また、樹液によりコンクリートなどを汚す場合があります。
以前は、海辺のボードウォークなど公共施設で使われることが多い材料でしたが、最近ではその耐久性が評価され、一般家庭のウッドデッキにも使われるようになりました。

イペ材_角材

イペ材の角材

イペ材_平板

イペ材の平板

イペ材_木目

イペ材の木目

イペ材の施工例

イペ材_ウッドデッキ

ウッドデッキの材料をイペ材にすると、全体に高級感が漂うようになります。

イペ材_1階と2階のウッドデッキ

こちらは、玄関アプローチにイペ材の縦桟ウッドフェンスを設置されました。

イペ材経年変化の様子(部材単体)

イペ材経年変化_部材1

非常に強度のある材料ですので、色落ち以外の変化は軽微です。

イペ材経年変化_部材2

割れやそりなど、木材特有の変形も少ない木材です。

イペ材経年変化の様子(施工事例)

イペ材経年変化_施工当初のウッドデッキ

写真は施工当初のもの。イペ材特有の高級感あふれるウッドデッキです。

イペ材経年変化_日焼けが見られるウッドデッキ

1年後のウッドデッキ。日焼けが見られます。