バツー材の特徴

バツー(セランガンバツー)は東南アジア産の広葉樹で、ハードウッドと呼ばれる材料の一種です。
耐久性が高い割に価格が手ごろで、コストパフォーマンスが良く、ウッドデッキを作るにはバランスの取れた材料と言えます。
ハードウッド特有の密度感があり、表面は硬く、節は有りません。
同じくハードウッド材のイペ材に比べると、やや木目が粗く、若干のささくれ、ざらつき感があります。また、虫食い穴(ピンホール)が見られます。
イペ材と同様、樹液によりコンクリートなどを汚す場合があります。

バツー材_角材

バツー材の角材

バツー材_平板

バツー材の平板

バツー材_木目

バツー材の木目

バツー材の施工例

バツー材のウッドデッキ1

耐久性が強いので、海辺のウッドデッキなどにもよく採用されます。

バツー材のウッドデッキ2

個人のお宅にお使いになると、どっしりとした重量感のあるウッドデッキに仕上がります。

バツー材経年変化の様子(部材単体)

バツー材経年変化_部材1

本来、イペ材に似ている材なので、色落ち以外の経年変化は少ないです。

バツー材経年変化_部材2

イペ材より若干、木目の密度感が少ないです。

バツー材経年変化の様子(施工事例)

バツー材経年変化_施工後8ヶ月のウッドデッキ

バツー材を使用したウッドデッキで、施工後8ヶ月です。

バツー材経年変化_色落ちしたウッドデッキ

色落ちはありますが、大きな経年変化はまだ見られません。