木材は基本的に直線です。その木材でつくるウッドデッキも直線が基本です。でも、それでは当たり前すぎて面白くないですよね。曲線を取り入れたウッドデッキは、やさしいアクセントをお庭にもたらします。
こちらはバツー材をつかった曲線デッキです。 ステップも曲線にしました
ガーデニングデザインの一環として曲線デッキをご採用いただきました。植物の成長が楽しみですね。
バツー材を使った曲線ウッドデッキです。前面すべてをステップ形状にしたことで、シンプルで力強いデザインになりました。
パーゴラとあわせて、居心地の良い空間に仕上がりました。
こちらは同じ曲線ウッドデッキでもステップなしです。材料はエステック材を使用しています。奥にはパーゴラとベンチを設置されました。
家屋、敷地のレイアウトに合わせたデザインで、使いやすそうなウッドデッキになりました。
サイプレス材を使ったウッドデッキです。ステップを上手にデザインして素敵なウッドデッキになりました。
サイプレス材の良さである木目のよさが引き立つよう、クリア(素木)な仕上げにしています。
こちらの材料もサイプレス材なのですが、色の印象でこうも変わるんですね。
手すりはサイドのみとして、お庭側は開放的にしました。手すりのない部分の角は、デザインと安全性の面から曲線にしました。
サクのないフラットなウッドデッキですが、曲線を使ったデザインでやわらかい印象のウッドデッキになっています。
曲線部分の仕上がりはこんな感じになっています。施工的には難易度が高いです。
ウッドデッキのアクセントして設けられた曲線のステップ。材料はすべてエステック材です。
ウッドデッキの中央部には植栽が植えられています。一本の樹木がリビングからの景観をシンボリックなものにしています。
ウッドデッキには、束、大引、根太などウッドデッキを支える部分と、床板や手すりなど人の目に触れる部分があります。床板の先端部分(ウッドデッキのふち)には「幕板」という部材を設置します。これは、束や根太など、ウッドデッキの構造部材(床下)を見えなくするために設置します。床下すべてを覆い隠す場合と、一部を隠す場合がありますが、基本的には「幕板」を設置します。直線デザインのウッドデッキの場合、「幕板」は「外納まり」が基本ですが、曲線デザインの場合は板材を曲げることは出来ないので、図のように内納まりにして、床板材を曲線にカットします。
通常のウッドデッキの場合は、幕板材を床板材の外に設置します。
幕板を外納まりにした場合。このように設置することで、ウッドデッキの端部がきれいに納まります。
曲線ウッドデッキの場合、幕板を床板材の下(内)に設置します。こうすることで、床板材を曲線にカットできます。
曲線ウッドデッキの場合。床板材は曲線にカットされていますが、幕板材は内納まりにして、なおかつ出来るだけ床板材の曲線に沿うよう、幕板材を分割して施工します。